
「オー、カッコいいなあ。品格もあるし、素晴らしい横綱の誕生だ!」
稀勢の里の初お披露目の土俵入り。「横綱奉納土俵入り」というのをボクはテレビで今日初めて見た。新横綱の姿を一目見ようと、明治神宮は大変な人出である。(実は、ボクは野球も日本に来て、初めて見た。イギリスには存在しないため。ボクにとって、まだまだ知らない日本がたくさんありそうだ。)
ボクらは、長年ロンドンにいたため、大相撲を見ることがなかったが、マミーは元々大相撲ファンで、帰国後、この三年は欠かさずテレビで観戦している。
「がんばれ!」「ああ、ダメかあ」「今度こそ!」「あっ、またダメか」
「この一番に勝てば、よし、今度こそ!」「あ〜あ!」と、目の前のチャンスを逃し続けてきた稀勢の里。だが、ついに咲かせた大輪の花! マミーは歓喜の声をあげた。
「もしも、ボクが次のライフで、人間に生まれて来たら? 野球かサッカーの選手になりたいな。でも、お相撲さんもいいかなあ?」
「そうねえ。ピノは瞬発力があって、身体能力も高いし、小技もあるし、でも体が大きくないから、小豹力士だね。元力士の舞の海か、石浦か、新入幕を果たした宇良のようなイメージだね」
「四股名は?」
「四股名がもらえるほど上位に行ければいいけど。え〜と、‘ピ’の当て字は「比」がいいかな。‘ノ’は「ノ、の、乃」、どれがいい? ピノは水が苦手だから、「比の海」はダメね。どっしりした山のイメージじゃないから「比ノ山」もダメ。「比の里」「比乃国」もしっくりこないし、「比ノ錦」がいいかもね」
「マミー、でもボクは走るのが得意だから、やっぱり野球かサッカーのほうがいいと思う」
待望の新横綱が加わり四横綱時代到来。上位に立ち向かう平成生まれの若手力士たちの活躍も期待できそうだし、来場所が本当に楽しみだ。
Juneちゃんが、熱狂的な相撲ファンだったとは、初耳!!
返信削除「比ノ錦」デビュー待ってるよ。
マミーは自分は「スージョ」(相撲女子)だと思っているようだけれども、スージョといえるのは、若い女子だけだとボクは思うのですが。ボクはヤセッポなので、やはり力士には不向きのようです。
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