2018年12月14日金曜日

ああ、ぽっかぽかだ〜




ああ、ぽっかぽかだ〜。
今日は、やっと静かになって、のんびり昼寝ができる。

今週は本当に慌ただしかった。
家族写真のため、やってきた子どもたちがスタジオで大はしゃぎ。その翌日は、お宮参りの家族写真のため、寝ている赤子を起こそうと、大人たちがさわぐ。

ボクのベッドとハウスは邪魔なのか、二階に上げられてしまった。ボクはふとんをかぶり、二階から決して下りようとはしなかった。

今朝は寒くて、ボクはレイディエイターの上にずっと座っていたが、午後はこうして優しい陽だまりに幸せを感じている。

しかし、明日はまた病院に連れて行かれ、点滴らしい。Oh, dear, dear!

2018年11月28日水曜日

Good Luck Rake 熊手




The other day, my dad brought back something like a bamboo hand.
I asked him what it was. He said that it was a rake and he got it at Asakusa Tori-no-Ichi market.

“The market opens on the days of Rooster in Chinese zodiac calender,” my mum said and went on: “Rake together dead leaves in the garden, in other words, rake in furtune like this,” she said and mimed with her hand.
“Hmmm, I don’t know about Rooster days, but it’s too small to gather leaves or fortune, Mum.”
“It’s a miniture of course, a sort of a good luck charm, you know,” she said with a smile.

“Mum, what’s this, hanging down? ”
“Ah, rice ears – abundant harvest!”

Oh, dear, in Japan, there are so many annual events, manners, customs and so on.

“Rake in good fortune for the coming year!” exclaimed my dad.

熊手
この間、ダディが竹の手のような物を持ち帰ってきた。何なのか聞いてみると、
浅草酉の市で買った「熊手」というものらしい。

「その市は干支の酉の日にオープンしてね、熊手で庭の枯葉を掻き集めたり、つまり、幸運を掻き集めたり、こうやって」
とマミーが手振りをしてみせた。
「う〜ん、酉の日とかよくわからないけれど、枯葉や幸運を集めるには小さすぎるよ」
「もちろん、これはミニチュアで、縁起物なのよ」
と笑顔でマミーは言う。

「マミー、これは何? この下がっているやつ」
「ああ、これは稲穂豊穣!」

ああ、日本には年中行事、しきたり、習慣などなど、いろいろあるものだなあ。

「幸運を掻き集めよう、2019年!」ダディが大声で言った。


2018年11月25日日曜日

K氏 – 川島秀明展「YOUTH」




ダディの飲み仲間、立石軍団の中に画家がいる。一昨日結婚式を挙げた人も彫刻家で、
軍団に数人芸術家がいることに、ボクは驚かされる。

画家であるK氏は、相変わらず黒一色の風貌で、ウチに飲みにやってくる。
ボクの白毛付着が気になるのか、あまりボクには近よろうとはしないのだが、以前二年間、僧侶の修行をしたというから、実に奇才な人物なのである。

そのK氏の個展が開催され、昨夜そのオープニングにダディとマミーが出席した。

マミーが写真を見せてくれた。
何と、バラの花柄のシャツを着て、おしゃれな風采のK氏が写っているではないか。

2018年11月23日金曜日

Happy Wedding




昨日、ダディとマミーは、10時頃、東郷記念館へと向かった。
この前、犬を連れて撮影にやってきた、あのカップルの結婚式だ。

「花嫁さんがとってもきれいで、涙がでたわ」と言って、マミーは荷物をおろした。
夕方、独りでの帰宅だ。ダディは披露宴の後、知人の個展に顔を出し、一旦、着替えのために帰宅し、それから、結婚の二次会に出席するらしい。
二次会といっても、立石のもつ焼き屋での飲み会で、立石軍団のいつもと変わらぬパターンである。よって、マミーは行く気はなく、夜はボクとゆっくり過ごした。
That makes everybody happy.
Happy Wedding!

朝日新聞




朝、マミーの親友からラインメッセージが入った。
ダディの記事が朝日新聞朝刊に載っているという。
マミーはダディに伝え、ダディはコンビニへと買いに走った。

三部抱えて帰ってきた。一部はこの前、写真を購入してくれた「宇ち多」の主人にあげるらしい。どうやら新聞に載っている写真を買ったようだ。

2018年11月17日土曜日

Another Shichigosan Girl




Last week, two beautiful girls at the age of seven were celebrated.
Today, another pretty little girl in beautiful kimono is here.

My mum said: “Children at the ages of seven, five and three are celebrated. This is a sepecial celebration, you know, Pinot.”

Mmm, I wonder how long this special celebration will last, two weeks or one month?

Congratulations, anyway!

2018年11月11日日曜日

七五三




ピノ! ピノ!
ボクを呼ぶ、その甲高い声は?
親戚のクーちゃんとメーちゃんだ。
すると、ボクのしっぽをいきなりつかんで、
「ピノ、元気だった?」
「ピノ、一緒に遊ぼう!」
あれっ、今日は二人とも、いつもと違って何やらとても可愛い。

今日は七五三の写真撮影のため、美容院でヘアーメイクをしてもらってから、やってきたという。ボクと遊ぶ間もなく、早速、ドレスに着替えて、、、
はい、ポーズ!

「わあ、ふたりとも、素敵だなあ」と思うボクである

2018年11月5日月曜日

Playing with plastic bags




My dad and mum have gone to Masae-chan’s flat near the embassy where my mum goes once a week. This evening, they are having dinner together with their old friend, Mako-chan from Kyushu.

Well, what shall I do on my own?
Um, I might as well play with plastic bags just for fun!

 

––At night.
My mum said: “Well, what were you doing, Pinot? You didn’t play with plastic bags, did you? It’s dangerous. You might suffocate, you know. Listen, we had a nice time this evening – beautiful food! We didn’t know Masae-chan was such a good cook . . .” she went on and on.

"Well, I’m off, " I murmured and went upstairs.

2018年11月4日日曜日

柿狩り ー 立石軍団襲来!

  


土曜の昼下がり、今日は快晴、柿狩りだ。今年はたわわに実った。

今年は柿の天ぷらをたくさん揚げるようで、ダディは立石軍団を招いた。
どうやら、元シェフが来て、いろいろ料理してくれるらしい。

ちづるちゃんが今年もやってきた。長身なので、マミーは「助かるわ」と言っている。今年は、腕が痛くて、マミーは高枝鋏が使えないらしい。
とはいっても、今までに、高枝鋏を使ったことがあるのだろうか。
「私もやりたい」
「楽しい!」
「あっ、落とした!」
落ちた、落としたなどと言って、女性軍が、少女のようにキャッキャはしゃいでいる。



一人、二人、三人来たよ。四人、五人、六人来たよ。
七人、八人、九人来たよ。十人の立石軍団。
しばらくして、
一人、二人、三人来たよ。四人、五人、六人来たよ。
さらに、夜更けに、
七人、八人、九人来たよ。ニ十人の立石軍団。

腎臓療法食のボクは、シェフの美味しい料理は何もいただけないまま、終宴は深夜一時を廻っていた。

2018年11月1日木曜日

SOLARIS


Yesterday evening, my dad and mum went to Tokyo Metropolitan Theatre to see SOLARIS, 
Concert Opera in 4 Acts.
They came home late again, and gave me my medicine as usual – never forget!



This morning, I’m enjoying taking a very short walk in the garden – so happy!

2018年10月31日水曜日

招かざる客 ー悪魔のフォトセッション




ウーワンワン!
突如、犬が現れて吠えている。何ってことだ!
ボクは、その瞬間、ピューマのごとく階段を駆け上がっていた。

最近のふらついた足で、よくぞ、あんなに速く走れたものだと、我ながらまだまだいけるなと感心した。

今日は、人物でもなく、物撮りでもなく、犬撮りなのか!?
あれっ、見たことあるなあ。以前、ここに来たことがある犬だ。
またダディに写真を撮ってもらいたいのかなあ。ああ、どうやら家族写真のようだ。

あっ、こっちを見てにらんだぞ。ケンカでもうる気か。
ボクはケンカなんぞする気はもうとうないのです。
マミー、早くこのドアを閉めて!
ああ、ボクの昼ご飯を食べてるーーー。

ニャン!
ウー、ワン!

2018年10月28日日曜日

原発ガーデン




今朝の東京新聞にダディの「原発ガーデン」の記事が掲載された。
思ったよりも大きく取り上げられていたので、ダディもマミーも笑顔だ。

Book Launch Party




In the evening.
My dad and mum get home late from the book launch party.

“Sorry, Pinot! You must be very hungry. But take your medicine first!”
“Mmmm…”

2018年10月22日月曜日

what a lovely day today!

 


I’m in the garden, enjoying being brushed after a long time.

“What a lovely day today!”
“It is, isn’t it?”
“Oh, Mum, look at the persimmon tree bearing a lot of fruit.”
“I know. It’s almost harvesting season, isn’t it?”

「宇ち多"」の店主




「ジュン、宇ちださんが来るよー」
ダディが大声で二階にいるマミーに叫んだ。

昨日、立石もつ焼き「宇ち多"」の店主がやってきた。
以前から注文していた、ダディの作品(デレク・ジャーマンのポートレート)を受け取りにきたのだ。
額装されたお気に入りの写真を目の前にし、ボクには一切関心がないようだ。

宇ち多"の限定キャップをダディに置いて、コーヒーも飲まずに、
「ありがとう! じゃ、またお邪魔しますね」と、疾風のように去っていった。

2018年10月21日日曜日

なつかしのモビール




昨夜の豪雨とはうって変わって、今朝は美しい秋晴れ。
相棒ジラーフの横でモビールがゆれている。なぜ突如ここに?
先日夜中まで続いた物撮りで、ひとつ撮り残っていた物らしい。

「ピノ、ピノがまだ子猫だったころねえ、、、」とマミーの話が始まった。

ボクがまだ子猫だった頃、ボクをアルフィーの家に預けて、二人はデンマーク特集のため、いろいろな老舗やモビールの発案者にも取材をしたそうだ。
「伝統的な料理のオープンサンドをごちそうになって、帰りにモビールを2、3頂いてきたの。そうそう、太った大きな猫がいてね、広い工場内、周りの野原をゆっくり自由に歩き回っていたわ。それで、小さなピノのことを思い出して、心配で心配で悲しくなったわ。やんちゃ坊主を他人に預けたのは初めてだったからねえ」

いたずらっ子にとっては、ゆらゆら揺れるモビールは格好の遊び相手だったため、どこに吊るそうか、相当悩んだらしい。

そんなことがあり、マミーは十数年後に、こうしてまた日本でモビールを見るのは、本当に不思議な感じがするという。悲しいかな、ボクはもうこの高さまで、ジャンプは不可能で、ダディは安心してモビールを吊るしたまま、行ったり来たり、出たり入ったり、気ままに撮影をしている。

いつまで吊るしておくのかなあ、と少々気がかりなボクである。


2018年10月20日土曜日

Hakuju Hall




My dad and mum went to Hakuju Hall for Dai Fujikura’s consert.
I had no idea where it was though.
Dai-chan (composer) always invates them to his consert.

They came home in a heavy rain.
“Ohh! Rotten luck! Wet to the skin!”
I could hear mum’s voice, but I didn’t get out of bed to see them.

––– Later on.
“Are you here, Pinot?” my mum said and pulled the devet off the bed.
“Pinot, remember Nagie-san and Ai-san? They asked me if you were well.”
“Oh, Mum, you’re back! That’s very kind of them, er… thinking about me.”

“Sorry Pinot, you must be hungry.”
“I’m starving, Mum!”

2018年10月18日木曜日

Exciting!



–– Two hours later.
Oh, there are a lot of interesting things all over the place, here, there, and there.
Mmm, no time to go back to sleep again. I'm really excited!

"Pinot, don't disturb!"
"I won't, Mum."

Anchovy Studio in Action




My dad is working in our studio ‘Anchovy Studio’, not for portraits today, but for several still life photos.

The crew arrived late. Everybody got to work with a rush because of the sunlight.

Oh, dear, I’ll go upstairs, and sleep in peace.

2018年10月17日水曜日

桐原さんちのチョモちゃん




「あらっ、桐原さんからメールだわ」とマミーが呟いた。
ロンドン時代から、長くおつきあいさせていただいているハーブ研究家の桐原さんのことだ。

「この家を新築して、引っ越してきたときに、ご夫婦でいらしてくださったのよ、覚えてる?ピノ?」
と、聞かれたが、もうかなり月日がたっているので、覚えているはずがない。

今回のメールは、ダディの本「原発ガーデン」を献本したので、ご丁寧に、そのお礼のメールであった。

ということで、マミーは久々に彼女のブログ、「ハーブダイアリー」を。
「あらっ、可愛いねこちゃんがいるわ。チョモちゃんというんだって。男の子かしら女の子かしら? 素敵なお庭で、まあ、良く似合ってるわねえ、ピノ? いつからかしらねえ? あっ、木登りしてるわ」

ボクは、ゆっくりとスマホの画面を覗いてみた。庭でボール遊びをする、もこもこの可愛らしいチョモちゃんの姿が

ボクもこんな若くて、元気なときがあったなあ、と、やんちゃだった頃を懐かしく思う穏やかな秋の朝である。

2018年10月13日土曜日

Book on Derek Jarman




My dad has published a small book on Derek Jarman, “Eden in the shadow of Dungeness”.

My mum helped him edit and translate.
His publisher is planning a book launch at that bookshop, Readin’ Writin’, where exhibited my dad’s work last year.

They deserve to celebrate!

Oh, it’s cold this afternoon.
As it’s Saturday today, my mum’s giving her lesson downstairs.
Well, what shall I do? I might as well get in bed – covering myself with her warm duvet. Mmmm…

“Where’s Pinot?” one of her student, Kie, said.
“I’m here upstairs in bed, Kie-san,” I murmured. Zzzzz…

2018年9月17日月曜日

しおりん




昨日、久しぶりにしおりんが来た。半年振りだろうか。
健やかに成長して、何とも可愛らしい。

ネコのボクを少しも怖がらず、それどころか、こっちが尻込みするほど、
ボクの耳がすこぶる気に入ったようで、小さな手が飽きずにせめてくる。

皆で夕食をすることになった。ボクはテーブルの下の膝の上を次々にはしご座りして、結局なんだか疲れてしまい、ため息ついて、二階のベッドに潜り込んだ。

しおりんは、まだ階段は上ってこられないだろう。Zzzzzz….

2018年8月28日火曜日

49日法要



先日、おばあちゃん(マミーのお母さん)の49日の法要が終わった。
御供物の花の注文や、会食のレストランの予約など、いろいろな手配、準備に追われていたマミーは、やっと一安心したようだ。

会食の後、初めて会う大勢の親類たちがどっと家にやってきた。決してその所為ではないと思うが、ボクは非常に疲れてしまい、足がフラフラになってしまった。

前日から泊まって、ボクと遊んでくれた、動物好きのアンクル(マミーのお兄ちゃん)は
ボクの身体をとても心配していた。

法要の翌日、マミーはお寺さんに用事があったので、ボクはダディに連れられ、獣医に。
レントゲンを撮り、その結果はというと、ボクなりに悪くはなく、注射を射ってもらい、
少し元気を取り戻した。

今年の8月は、火曜の英語教室が夏休みなのにも拘らず、マミーは多忙だった。
ダディが不在中は、猛暑の中、点滴のため、ボクを獣医に連れて行ったり、知人を夕食に招いたりした。そして、先週、ダディの著書の校了をして、献本リストと挨拶状を作成し、今週やっと、ボクを膝の上にのせて、ゆっくりと過ごしている。

ボクは今朝、点滴を終えて、「1、2の3」とテーブルの上から飛び降りた。
ああ、何てことだ、大失敗!ころんでしまった。先週までちゃんとできていたのに、もう飛び降りることさえままならぬのか!!

「骨折したら大変だ」とダディが呟いた。

おばあちゃんは骨折して、それから一気に衰弱してしまったのだなあ。
気をつけねば、とちょっと思うボクである。








2018年7月30日月曜日

Sumida River Fireworks




The Sumida River Fireworks Festival was held last night.

After having a quick dinner, my dad, mum and Chizuru-chan set off.
Every year, they see the Sumida River fireworks with friends from the Arakawa River bank, and this year with Chizuru-chan.



“Pinot, lots of spectators there as usual. We enjoyed seeing more than 20,000 fireworks this year,” said my mum.
“Great, Mum! Meanwhile I enjoyed playing with a pastic bag,” I replied.

Chizuru-chan was a bit tipsy – enjoying drinking!?
Oh, dear! Mind your step, young lady!