2018年10月21日日曜日

なつかしのモビール




昨夜の豪雨とはうって変わって、今朝は美しい秋晴れ。
相棒ジラーフの横でモビールがゆれている。なぜ突如ここに?
先日夜中まで続いた物撮りで、ひとつ撮り残っていた物らしい。

「ピノ、ピノがまだ子猫だったころねえ、、、」とマミーの話が始まった。

ボクがまだ子猫だった頃、ボクをアルフィーの家に預けて、二人はデンマーク特集のため、いろいろな老舗やモビールの発案者にも取材をしたそうだ。
「伝統的な料理のオープンサンドをごちそうになって、帰りにモビールを2、3頂いてきたの。そうそう、太った大きな猫がいてね、広い工場内、周りの野原をゆっくり自由に歩き回っていたわ。それで、小さなピノのことを思い出して、心配で心配で悲しくなったわ。やんちゃ坊主を他人に預けたのは初めてだったからねえ」

いたずらっ子にとっては、ゆらゆら揺れるモビールは格好の遊び相手だったため、どこに吊るそうか、相当悩んだらしい。

そんなことがあり、マミーは十数年後に、こうしてまた日本でモビールを見るのは、本当に不思議な感じがするという。悲しいかな、ボクはもうこの高さまで、ジャンプは不可能で、ダディは安心してモビールを吊るしたまま、行ったり来たり、出たり入ったり、気ままに撮影をしている。

いつまで吊るしておくのかなあ、と少々気がかりなボクである。


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