土曜の昼下がり、今日は快晴、柿狩りだ。今年はたわわに実った。
今年は柿の天ぷらをたくさん揚げるようで、ダディは立石軍団を招いた。
どうやら、元シェフが来て、いろいろ料理してくれるらしい。
ちづるちゃんが今年もやってきた。長身なので、マミーは「助かるわ」と言っている。今年は、腕が痛くて、マミーは高枝鋏が使えないらしい。
とはいっても、今までに、高枝鋏を使ったことがあるのだろうか。
「私もやりたい」
「楽しい!」
「楽しい!」
「あっ、落とした!」
落ちた、落としたなどと言って、女性軍が、少女のようにキャッキャはしゃいでいる。
一人、二人、三人来たよ。四人、五人、六人来たよ。
七人、八人、九人来たよ。十人の立石軍団。
しばらくして、
一人、二人、三人来たよ。四人、五人、六人来たよ。
さらに、夜更けに、
七人、八人、九人来たよ。ニ十人の立石軍団。
腎臓療法食のボクは、シェフの美味しい料理は何もいただけないまま、終宴は深夜一時を廻っていた。
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