

昨晩、マミーが旧友との湯河原旅行から帰ってくるなり、ダディがボクのお腹をマミーに見せて、こう言った。
「ピノのお腹のここのところが、黒いんだ。昨日気づいたんだけど」
「えっ!? あっ、ホント。病気だったら大変だから、明日獣医に連れて行ってくれる?」
「うん、そうする」
「帰りに小田原で降りて、アジとカマスの干物買って来たけど、今晩どっちにする?」
「どっちも」
ダディはズルイなあ。ボクはどっちも食べられないのに。
翌朝、皆大忙しとなった。それは. . .
まず、いつものサプリを飲まされ、次に我慢の点滴、それから、マミーは . . .
「ああ、ベッドが大変! ピノ、また吐いたの!?」
ボクはダディのベッドの上に吐いてしまったのだ。いつもなら、さっとベッドから飛びおりて、床にするのだが、今朝はどうにも間にあわなかった。
マミーはデウヴェカバー、シーツ、枕カバーをはがし、
「あ〜あ、デウヴェまで滲みてる!!まいったわねえ」
ボクはバスケットに押し込まれて、ダディに連れられ、動物病院へと向かった。
「ただいま〜!」
「どうだった?」
「うん、大丈夫だった。たいしたことなかった」
「何だったの?」
「たぶん引っ掻いて、それで血液が固まったんだろうってさ」
「そう。病気じゃなくて良かったわ」
これにて、一件落着! マミー、湯河原温泉はどうだったの?
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